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2015年3月17日火曜日

ミッドセンチュリーなコーヒーテーブルをDIY DIYは瞑想に似ている?

自宅のコーヒーテーブルを作りました。
オークのパーケットウッドを使ったコーヒーテーブル。120cm X 60cmの大きめのテーブルです



今読んでるMade by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す (Make: Japan Books) でも非常によく書かれているんですが、DIYは瞑想に似ていると思う。手を動かしながら何かを作っていると、全く関係ないことが頭に浮かんできます。幼馴染の思い出、親、子供時代の事や、中国やアメリカに住んでいたことのころの思い出など、支離滅裂に色々な思い出や考えが自由に出入りします。気が付いたら終わっていた、なんてことが多い。

よくランナーズハイって聞きますが、完全に同じ。DIYハイ、あるいは手作りハイ。モノづくりが病み付きになる人って多いですが、作ることの満足感もさることながら、作る過程の高揚感が好きな人も多いんじゃないでしょうか。

話は戻りまして、これを作りました。これは作ってて楽しかったです!
縁はタモ。仕上げはオイル+ニス。

脚はテーパード。
始まりは、恵比寿にあるPacific Furniture Service。ここのテーブルがかっこいい!でも高い。でも作れるんじゃないか?しかも欲しかったコーヒーテーブルで(ダイニングしかPFSはないです)。
恵比寿にあるPFS。家具だけなじゃくて、パーツストアまであってDIY的には垂涎もの。

ここで見たテーブルがこれ:
Operation B Table. 15万。。。


木材は全部ネットで購入

パーツは下記:
1.18mm厚 ラワンベニヤ合板。アウトレット建材屋で3800円。
2. パーケットウッドフローリング材。無垢フローリングドットコムで12,000円。
3. タモ材縁:マルトクショップでタモ材を加工してもらえます。20,000円
4. 脚:長野の奥谷ろくろ工房から10,000円。

部材でトータル45,000円。絶対額的には高いですが、コーヒーテーブルの価格としては十分許容価格と思います。それに、これからずーっと使い続けるつもりなので、それになりに納得したものを作りたいのです。

作り方は意外と簡単

①ラワン材は希望の大きさにカットして送付してもらえます。そのラワン材の上にパーケットフローリング材を糊付けします。
もともとはフローリング用なんです



150円のクランプで締め付けます。

②縁をつけます。この縁は、マルトクさんにすべてカットしてもらいます。その際の指示書(?)はこんな適当。。。
これで完璧に仕上げてくれたマルトクさん、ありがとう。。。


縁をカットしていきます。四隅が合うように気を付けてカット。
 その後、縁を糊付けし、さらに強度を増すために、隠し釘という釘を使って本体に釘打ちします。この釘は、打ち込んだ後、出てる部分をポキッと折ることができるんです。つまり目立たない。



③天板ができたら、オイルで色を付けて、透明ニスで光沢を出します。ニスは簡単に塗布できるスプレータイプを購入。スプレーして乾いたら、#200のサンドペーパーで磨き、またニスを塗布する。これを3回繰り返します。簡単ですが、時間がかかるのと、部屋が臭くなります。

使用したオイルとスプレーニス:



何回か塗ってると、木目が出ていい感じになってきます。

部屋はブルーシートに占領されてます

④脚にも同じように塗って、同梱されている接続金具をつけて、出来上がり!




木材は全部サイズにカットされていますし、調整してカットして、ニスとオイルステインを塗るだけでできました。美しいです!ちょっとずつ作業したので2週間ぐらいかかってしまいましたが、作業中は瞑想。。。音楽聞きながら悦に入ってました。